防音工事概要及び補助金限度額

住宅防音工事の内容

(※例:木造系住宅の場合)

防音工事の内容

◆防衛省の定めた住宅防音工事標準仕方書により防音工事を行って頂きます。◆

※住宅防音工事標準仕方書は、防衛省のホームページ ( 防音事業工事標準仕方書)で確認できます。

区分第Ⅰ工法第Ⅱ工法
施工対象区域 80WECPNL以上の第一種区域 75WECPNL以上80WECPNL未満の第一種区域
計画望音量 25dB以上
20dB以上






屋根 在来のまま 在来のまま
天井 在来天井を撤去し、防音天井に改造 原則として在来のまま。ただし、著しく防音上有害
な亀裂、隙間等が在る場合は有効な遮音工事を実施
在来壁を撤去し防音壁に改造
外部開口部 防音サッシ(第Ⅰ工法用)の取付 防音サッシ(第Ⅱ工法用)の取付
内部開口部 防音建具(襖、ガラス戸等)の取付
空気調和設備 換気扇及び冷暖房機等の設置
(換気扇は、防音工事を行う隣り合う2居室が引き戸で区切られている場合は2室で1台)
(冷暖房機は、第Ⅰ工法の場合最大4台まで、第Ⅱ工法の場合最大2台まで)
その他 防音工事に伴う必要な工事

【WECPNL】

■WECPNLとは「Weighted Equivalent Continuous Perceived Noise Level」(加重等価継続感覚騒音レベル)の略です。Wと略して使用します。

■音響の強度(dB(A)デシベル)、ひん度、継続時間、発生時間帯などの諸要素により、多数の航空機から受ける騒音の総量(総暴露量)を1日の平均として総合的に評価するもので、ICAO(国際
民間航空機構)で提案された航空機騒音の「うるささ」を表す単位です。

■なお、「航空機騒音に係る環境基準について」の一部改正(平成25年4月1日適用)により、航空機騒音のうるささを表す単位が変更されたことから、今後の第一種区域等は新たな単位で指定することとしています。